ジャクソンの廻天
まだ一度しか使っていないのですが
『廻天』のインプレッションなどをしてみます。
使い込んでいくうちに違ってくることも多々ありますので
とりあえずの使用感です
ショップでビュンビュン振ってみた時から
おー!硬い!という印象でした。
バスロッドのような張りがあります。
EXファーストとありますが
ファーストテーパーのややレギュラー寄り
といったところだと思います。(わかりにくいですね..)
時代の流れ的にも軽いロッドだと思っていたのですが
そこそこ(意外なくらい)自重があります。
アイビーラインのシンクロナイザーはもちろん
ティムコのAC-R・フックセッターよりも重いです。
同じジャクソンの『昇龍』と同じくらいに感じました。
(いつか気が向いたら正確に量ってみます)
ところがバランサーが入っているのか、
リールを装着して構えてみると
とっても軽く感じます^^
テスターはダイワ派(イグジスト以外)なのでしょうね、きっと。
あとは細かい部分ですが
グリップは『虎豹』『昇龍』よりも細く
軽くテーパーがかかっています。
ガイドはバット以外はATガイドを装着。
ブランクのコスメは真っ黒に『廻天』の白文字だけで
とってもシンプルです。
以上が使用前に気がついたことです。
それでは実釣での感じを・・・
釣り場(FO王禅寺)に着いて
すぐさま0.8gのスプーンをキャスト。
バスロッドに近いフィールのため
ちょっと違和感はありましたが
振りぬいた感じはシャープで気持ちいいです。
いきなりラインが動いたので
バシッとアワセましたがスッポ抜けでした。
力加減がわからず強めにアワセたら
スプーンがビュビューーンと飛んできました(汗)
後ろに人がいたら危険です
次にラインが動いた時には
パシッと軽くアワセせましたが
フッキングが甘くすぐにバレてしまいました。
次のサカナはフッキングも中途半端だったのでしょうが
廻天は想像以上に硬く、ファイト中のロッド角度が悪かったようで
またバラシてしまいました。
こんな感じでアワセの力加減やロッドの角度を調整しつつで
5匹ほどバラシまくりでした
その後はバラシもなくトータルで12-3匹釣ってみたのですが、
とにかくサカナの引きがダイレクトに伝わってきます。
そしてサカナの動きに対し
オートマティックに対応してくれるロッドではありませんから
気を抜くとバレやすいかもしれません。
ジャクソンの『虎豹』・『昇龍』・『神風』3兄弟の中で
『掛け』ロッドと言われている『昇龍』と簡単に比べてみます。
中~近距離においてフッキングが有利と思われるのは
『廻天』です。
10センチ前後短く、そして硬いので
より素早く鋭いアワセがラクにできます。
逆にやや遠投して沖めでのバイトに対し、
よりしっかりとしたフッキングができるのは
やっぱりロングロッドの『昇龍』です。
しかもレギュラーテーパーでサカナの動きを『廻天』より
吸収してくれるため、バラシにくいと思います。
釣り場に合わせて、
あるいはサカナの回遊場所に合わせて
『掛け』ロッドを使い分けるつもりです。
また今回は時期的なこともありますが
ボトムの釣りを試していません。
『廻天』は細かいアクションをつけやすいので
きっと活躍してくれるものと思っています。
う~む、読み返してみると
自分勝手にわかった風のことを書いてしまいましたが
まだ1回の使用で、しかも掛けたサカナは20匹未満です
なのでこれから使い込んでいく度に
長所短所が見えてくると思います。
また『その時』がきたらインプレッションを書いてみようと思います。
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